超初心者向けお金の勉強本:人生が変わるお金の大事な話

お金の勉強を本格的に始めたいと思っていて、何かいい本はないかとネット上をウロウロしていたところ、こんな記事を発見。

参照:お金の不安を解消!マネー本を読み漁った私のオススメ本12選

この記事の中で、ファイナンシャル・リテラシー(お金に対する知識・考え方)の重要性と、それを身につける上で有用な12冊の本が紹介されています。

そこで一番最初の初心者向けの本として、「お金の大事な話~「稼ぐX貯まるX増える」のヒミツ~」が紹介されていました。そこで、今の私が真っ先に読むべき本だということで、さっそく本を読むことに。ちなみに、ここで紹介されている本は根こそぎ用意して、食い入るように読んだ。マジ、こういう記事は私のようなお金初心者には超ありがたい。

人生が変わるお金の大事な話の読後感・感想

お金の大事な話~「稼ぐX貯まるX増える」のヒミツ~

ファイナンシャルリテラシーを身につけたい方、超初心者はもちろん、若手ビジネスマンにも合いそうな内容でした。こういう考え方を若いうちに取り入れておけば、もっと世界が広がるだろうな、と。私自身この本を読んで、だいたいの内容は既に知っていることが多かったです。ただし、知っているだけで実行できているかと言われれば、否。

考え方としては既に私の頭の中にあり、その有用性も認識しています。しかし、個人的な性格や趣向とあまり合わないところがあって、今のところ取り入れていない(取り入れられていない)ものをもう一度目の前で指摘されたような気分です。

あと、有名なお金に関する本「金持ち父さん貧乏父さん」ともに通った部分があります。そこで紹介されていた内容を、実行した結果どうなったか、という視点で見るのも面白そうです。

意外と多い?リスクよりも安定を求める弱気な自分

FraukeFeind / Pixabay

例えば、私はすべて自分でやろうとしがちなところがあり、自分が理解していない事を他人に任せるというのがどうにも苦手です。自己投資は好きなのに、時間や手間をお金で買ったり、他人に投資をしたり、組織化することにまだ苦手意識を持っています。

私はどちらかというと、個人単体でできることを重視するので、自分でゼロから1を作り、それを時間をかけて長期間育てていくことの方が性に合っています。お金を転がして規模を大きくしていく、お金でお金を買うというやり方がどうにも苦手なんですよ。

これは自分の弱点であることを認識しているのですが、いずれはこういう考え方、取り組み方を取り入れなければいけないんだなぁとここにきて再認識させられました。

いきなり大きなリスクを背負わず、小さく勝負して小さく勝つ

By: smlp.co.uk

起業や投資でも、勉強不足で痛い目に遭う人はいつの時代でもいます。自分が出来ること、自分に努力できることを探し出して、目標を決める。現時点の状況と、目標の間にあるギャップを冷静に見極め、今の自分が取れるリスクを勘案しながら行動に移す。

この基本姿勢を繰り返し繰り返し、何度も失敗を重ねながら修正していき、その果てに大きな成功が待っているんだと思います。いきなり大きく勝負する必要なんてなく、小さく勝負して小さく勝ち続けることで、いずれ大きな勝負に勝ったものと同じものが手に入る。

結局、お金持ちや成功者、事業を上手くまわせる経営者というのは、こういうことを繰り返してきたんじゃないかな、と思います。

人生が変わるお金の大事な話の内容

ファイナンシャルリテラシーを高めるための入門書として紹介されていたので、もっと理論的な概略が紹介されているのかと思っていたのですが、内容は大きく違いました。

日本ファイナンシャルアカデミーというお金のことを学ぶ学校の学長である著者、泉正人さんのお金にまつわる実体験と自叙伝のような色合いが強く、著者が経験してきた中で学んだことが中心です。

概略的なものも扱われていますが、いずれも著者の経験した内容をもとにしているので、確かに初心者向けと言えそうです。小難しい専門用語や聞きなれない言葉の意味を概略から紹介していくのではなく、一つの柱になるストーリーから派生するようにお金にまつわる「考え方」を学べます。

全部で4章構成

第1章は筆者である泉正人さんの若かりし頃の苦労話。高校中退から美容師を目指すも挫折し、職を転々とするフリーター生活。美容師のアシスタントをしていた時に知り合った、一台で財を気付いた成功者との出会いと再会。

第2章。中古車販売のサイトを運営するIT企業に24歳で就職し、再スタートを切る。そこからオーディオの輸入事業を共同で開始し、軌道に乗せる。更なる飛躍を目指して金融知識が絶対的に足りないことを痛感し、ファイナンシャル教育を目指す学校を設立。

第3章ではファイナンシャルリテラシーを身につける過程で色々なお金持ち、成功者と会い、事業も軌道に乗せていく。資産と負債の考え方など、理論的な内容も少しづつ出てくる。

第4章で不動産投資に参入。最初は660万円の1ルームマンションに始まり、銀行の融資を受けて規模をふくらまし、最後は15億円もの不動産資産を得るまで。

第5章で、これまでに経験してきた中で学んできた、読者へのアドバイス。お金に対する考え方、スタンス、お金の使い方など、今後を見据えた有用なアドバイスで構成。

本の内容をそのまま真に受けるのではなく、考え方を盗む

超初心者向けとしては、確かに有用な本です。ただ個人的には、「今までにも散々語られてきた内容と同じだが、結局基本はここ(投資意識)に辿りつくんだな」というのが率直な感想です。

不動産投資云々や積極的な姿勢、リスクに対する考え方などお金に関する部分も当然参考になりますが、もっと学んでもっと勉強して、もっと行動して充実した生活を実現させたいという、前向きな気持ちにさせてくれるのも、この本の魅力かな、と思います。

カネ金金カネ!という守銭奴のような意識ではお金に好かれません。結局、資産や知識も大事ですが、もっと基本的な、人間的な器の大きさと人格を磨くことを忘れてはいけないんだと思います。